Clean Google Reader をアップデート

Google Reader のデザインがちょこっと変わって、以前書いた Clean Google Reader が適応されなくなっていたので、新デザインに対応させてみました。
ありがたいことに海外の方から「今日、Google Reader がアップデートされたから、あなたが書いた UserCSS もアップデートしてね」的なコメントをいただいたのが嬉しかったです。Web の世界って、距離という概念がぶっ飛んだのが素晴らしい。


これが、

こうなります。

ちなみに『u』を押してサイドバーを隠すとこんな感じにフィードが画面いっぱいに!

ダウンロードは以下から。
Clean Google Reader | userstyles.org


えむもじらさんのエントリーにある、余計なメニューを消すのと併用すると、もっと広く画面を使えます。
Google Reader の余計なメニューを消すユーザスタイルシート(2) - えむもじら

Poladroid

ポラロイド特有の画面がじわじわ浮き上がってくるあの楽しみを手軽に味わえるソフト『Poladroid』が、soundscape out さんで紹介されてました。

使い方は簡単。起動すると Polaroid One Classic のアイコンが現れるので、そこに写真をドラッグ&ドロップするだけです。
そうするとリアルな効果音と共に、デスクトップにほぼましかくのポラロイド写真がはき出されます。待っていると本物のポラロイド写真のようにじわじわと画面が浮き上がってきます。しばらくすると効果音と共に、ピクチャフォルダ(デフォルト設定)にファイルが保存されます。

できあがったファイルはかなりリアルで、色の感じや周りの余白部分の質感まで細かく再現されます。そして何度か使ってみて気づいたのですが、同じファイルでもできあがりの色がその都度違ってきます。色の具合が気に入らない場合は何度か同じファイルをドラッグ&ドロップしてみるといいかもしれません。(ポラロイドカメラは周りの光の色には左右されやすいですが、撮る度に色合いが違うことはありません笑)


もうポラロイドカメラのフィルムは生産終了してしまっている状況の中、こういったソフトでポラロイドカメラの良さをお手軽に楽しめるというのはいいことだと思います。実際に今からポラロイドカメラで写真を撮ろうとしてもフィルムの確保も大変だし先がないし、値段が1パック10枚撮りで2000円ぐらいして高いですしね。


『Poladroid』のダウンロードは以下から。

Poladroid project : the easiest and funniest Polaroid Image Maker

アルミニウムボディの MacBook

アルミニウム製になった新しい MacBookMacBook Pro が発表されました。

下のリンク先にある開発者ストーリー風のビデオは必見!

今使ってる MacBook はプラスチック製だからヒビが入ったりしたけど、新しい MacBook は一枚のアルミニウムを削って作ったみたいなので頑丈そう。
と、自分ではまとめられないのでリンク貼らせてもらいます。


就職したらぜったい買ってやる!

ラーメン五百円

男は週末になると派遣のバイトで、光ファイバーの営業のようなものをしている。これがまたけっこう時給が高いから、だいたい週末はバイトを入れている。今週は横浜のほうの団地の集会所での仕事だった。


「あそこのラーメン屋うまいよ!食べてみな!」

昼飯を食べに行こうとしたとき、笑顔で団地の管理人がそう言ってきた。いい人そうな管理人の言うことだから信じてみてもいいかと思った。


言われた通りに歩を進めると、ファミレスの脇にその小さな店はあった。お世辞にもうまそうな店じゃなかった。それでも中にはいると常連らしき客二人と店主がなにやら世間話をしていた。もうこれは九割方ハズレだと思ったけど後で「うまかったか?」って管理人に聞かれそうだし、逆にこの雰囲気のくせしてすげえ旨いラーメンが出てきたら…!!とか変な期待があった。


飯は安くすませたかったのもあって、一番安い五百円のラーメンを頼んだ。店主が世間話をしながらもラーメンを作り始めた。手際はあまり良いとは思えなかった。それから少ししてラーメンがでてきた。


「はい、お待ちどうさん。」

見た目はまあ普通。もやしがのっかってて、チャーシューがやたら分厚い。最初にスープを飲もうとプラスチック製のレンゲを手に持ったが、レンゲの裏に書いてあった文字の凹凸の間に茶色い手垢みたいな汚れがこびり付いているのに気がついた。ちょうど、年期のはいったゲームボーイの裏側とかスーファミのコントローラーの凹凸にたまる手垢汚れに似てる。気持ち悪い。


終わってるな。と思いながらも次は麺をすする。麺にコシがない。茹ですぎだ。世間話なんかしてるからだ。イライラは募る。


まあ食べれないレベルではないし、後でお腹が空くのも嫌なのでスープも飲みつつ麺をすすっていると、だんだん舌がヒリヒリしてきた。味を変えようと手元のコショウやらニンニクやらで、この親父の味に逆らった。
親父は力のない目で世間話を続ける。そして最後の楽しみにと残しておいたチャーシューを口に運ぶ。


「堅いっ!!!!!」

こんな堅いチャーシューは久しぶりだ。というかこんな堅いうえに分厚いだなんてタチが悪い!!喰いちぎるようにチャーシューを噛み、口に運ぶ。堅いが故、歯にやたら肉が挟まる。ふざけてるぜこの店!!二度と来るか!!と思いながら”怒り”を”食べる”ことにぶつけて、早くこの店から出たかった。
そして器をだいたい空にして、上辺だけでもと思い「ごちそうさま!」と言って男は潔く店を飛び出した。




「お客さんっ!!お会計!!!」